再び佐賀のベンチで一晩を過ごして、1日がスタート。もう野宿は慣れたもので7時間くらい眠れるようになりました。
でも、寝る時はカバンを抱えて上を向いて寝るので息が苦しい、、、
そんなことはさておき、5日目のヒッチハイク旅が始まりました。ブログを書いたり、準備をしたりで始まりは9:30くらいでした。
スタートは佐賀駅。
日差しが強く、いきなり大汗をかきました💦最初の方は60代の男性の方。強い物言いをするけれど、実は優しい。そんな方でした。その方と話して一番驚いたのは海外でほとんど生活をしているということ。自分もいつかそんな暮らしをしたいと思っていたのでたくさんお話を聞かせてもらいました。
日本はルールが多いから縛りが多い。それに、安全すぎるから面白くないとおっしゃっていました。
問題は全くないけれど、そこに生きづらさを感じるのはちょっと分かるところがあるなと感じました。
ちょっと道を外れただけで、白い目をされることがある。それをこの方は痛いほど経験してきたんだろうなと感じました。
海外で捕まった話、仕事のしんどさ、奥さんとの出会い、若いうちにしておけば良かったこと。色々話を聞くことができました。
その方は昔、建設関係に勤めていてお偉い人と交渉するような立場にいました。しかし、責任が大きすぎたのと、裏の部分をたくさん見たせいで、ある日の会食の際に具合が悪くなって吐いてしまったのだそう。
その時に「このままじゃおかしくなる」と感じて、辞めたそうです。その時、すでに結婚されていたのですが、それを機に離婚をしてその1年後に今の奥さんとフィリピンでで会ったそうです。
自分の直感を信じて、仕事を辞める決断をしたことは本当にすごいなと感じました。辞める決断をするというのはとても勇気のあることです。惰性で続けた方が世間体もいいし、辞める連絡をする時はとても緊張します。
これを見ている方も当てはまる部分があったら一度考えてみてくださいね。
その方には太宰府天満宮まで送っていただきました。
太宰府天満宮を観光していて感じたのはやはり人の多さ。夏休みということもあり、すごく賑わっていました。「君の膵臓をたべたい」という映画の舞台となった場所で、ずっと行きたかったので嬉しかったです。
次の方は、50代の男性とその母親でした。とても優しい方々でドリンクをたくさんいただきました。若いうちにたくさん挑戦して色々な経験をすることが大切だとおっしゃっていました。自分もその通りだと思います。
次は20代の男性の方とその母親でした。男性の方は知的障害を抱えており、最低賃金以下で介護の仕事をしているそうです。仕事内容がハードで、職場の人間関係もあまり良くないとのことで転職を検討されているそうです。話をしていても、全く障害を持っているようには感じませんでした。
今日はモバイルバッテリーの充電と洗濯をする必要があるので早めにヒッチハイクを終えて快活に泊まりました。久々に涼しいところで寝られて、机の上だったんですけれど、たくさん眠れました♪