昨日は鳥取駅にあるベンチで寝てました。大分、野宿に慣れたみたいで7時間しっかりと眠ることができました!
その後、ヒッチハイクで京都方面に向かいました。今日の目的地は天橋立と舞鶴駅。
近くにある大型のスーパーの前で立つこと20分ほどで京都方面に向かう方に乗せていただきました。
60代の男性の方で、自動車の整備士をされているそうです。若い頃に海外で生活したり、富士山にも登頂したことがあるそうです。
その方は若い頃、アメリカにいるときに飲酒運転をしたことがあるそうで、警察にたまたま車を停められて逮捕されそうになったことがあるそうです。
たまたま、機械が反応しなかったので問題なかったそうなのですが危ないなと思いました。もし、それで捕まってしまったらキャリアを一気に失う可能性があるので飲酒運転はすべきではないなというふうに思いました。
ただ、その方はすごく楽しそうな、生き生きとした顔をしていてそれを見て、好きなことをするのが楽しく人生を生きる秘訣なのかなというふうに思いました。その方には、朝食をご馳走していただきました!
若い頃に後悔していることはないとおっしゃっていました。
そして京都の大型ショッピングモールに降ろしてもらい、次のヒッチハイクを始めました。立つこと5分。次の方に乗せていただきました。
30代の男性の方で、農家をしている方でした。仕事中だったのですが、天橋立まで乗せていただけることになりました。
すごく若そうな見た目の方だったのですが、すでに結婚されていて、子供も3人いるそうです。もともと、農業関係の仕事をしていて将来性を考えて今年から独立して、来年から本格的に仕事を始めるそうです。
自分と同じようにかつてヒッチハイクをしたり、富士山にも登ったことがあるそうです。「ヒッチハイクはトークスキルし、メンタルもかなり鍛えられるからおすすめだよ」と言ってました。
富士山は特に装備を持たずに弾丸登山だったそうなんですが、周りの人たちに助けられて頂上まで登ることができたそうです。
後悔していることは海外に行かなかったことだと言ってました。家庭を持ったり、仕事をしていると、海外に行く時間がないと言っていました。
降りるときには、「これあげる」と言ってスイカ🍉をいただきました。天橋立で食べたんですけどシャキシャキしていて甘くてとても美味しかったです♪
無事に天橋立に着いて、散策をしました。かなり旅行客で賑わっている印象でした。あと、砂浜がかなり広くて半分くらい行ったところでしんどくなって後で引き返しました。
自転車のレンタルがあったので、来た人はそれを利用してみるのもいいかもしれないです
あと波が穏やかで凪のように静かでした。橋から撮った景色もとても綺麗でした。神社がいくつもあってすごくきれいでした。
ロープウェイで高いところから天橋立を眺めるというのをやりたかったんですけど、お金がかかるみたいなので今回は断念。また、次来た時は高いところから眺めてみたいです。
そして、駅で少し休んでから次の場所である舞鶴に向かいました。
ここで一つ後悔。
駅の近くは人も車通りもあったのでそこでヒッチハイクをすれば良かったのに、
「観光客はあまり乗せてくれないかもな」
とか
「あまり目立つ場所でヒッチハイクしたくない」
とか言い訳ばかりして、そこではヒッチハイクせず、ずっと歩いて1時間30分くらい歩いたところにあるスーパーで立っていました。
途中で疲れて1時間休憩したりしていたので、こんなことなら最初から駅の近くで立っておけば良かったと思いました。
それから立つこと2分くらいで、60代くらいのご夫婦の方に乗せていただきました。旦那さんは植物のように静かな方で、奥さんは礼儀正しそうな方でした。
家がさっき立っていたスーパーの近所であるにも関わらず舞鶴まで送ってくれました。あと、おにぎりと飲み物をいただきました!
鹿児島出身ですと言うと、九州にいつか行ってみたいと言っていました。旦那さんがご病気をされていて、遠出をするのが難しいそうです。
若い頃、これしておけば良かったことはありますか?と聞くと、「もっといろんなことを経験しておけば良かったけれど、もともと内気な性格だったから分かっていてもできなかった」と話をされていました。
性格を変えるには「変わりたい」という強い意志がないと難しいとおっしゃっていました。
また、「人生、いろいろなことがあるけれどあっという間だよ」と言っていたのが印象的でした。「もし、人生を長く過ごしたいなら好きなことをした方がいい」とも言ってました。
リアルだなーと感じる話で自分はかなり心に刺さりました。
ほとんどの人が若いうちにもっとやっておけば良かったと言っている印象があります。自分も含めなんですけど、これを見ている人は「そうなんだ」で終わらせずに「じゃあ何をしよう」と考えて行動した方がいいと思いました。
そして、京都の舞鶴駅に着きました。それではまた明日!