こんにちは、のこのこです。
今日は「人生が変わり始めた瞬間」について書いてみようと思います。
テーマは少し大きいけれど、たぶん誰の人生にも「分岐点」ってあると思うんです。
僕にとってその瞬間は、「浪人する」と決めた時でした。
医者になりたい。でも現実は…。
僕は昔から、誰かを助ける仕事に憧れていて、医者を目指してました。
でも、現実は甘くない。受験生時代の僕の学力では到底届かなくて、
結局、そのときの偏差値に合った別の大学に合格しました。
まわりは「良かったじゃん」「ここでいいじゃん」って言ってくれたけど、
心のどこかにずっと引っかかってたんです。
「このままでいいのか?」「本当にやりたいことをあきらめていいのか?」って。
そして、浪人を決意する。
悩みに悩んだ末、僕は一度進学をやめて、浪人することを決めました。
親も先生も友達も、みんな反対しました。
「もったいない」「無理だって」
いろんな言葉をもらったけど、それでも自分の気持ちは変わりませんでした。
「後悔したくない」
その想いだけで、もう一度受験の世界に飛び込みました。
うまくいかない日々と、2浪の決断。
でも現実は、厳しかった。
伸びると思った成績は伸びないし、
途中で精神的に落ち込んで、勉強が手につかなくなったりして、
気づけば、二浪目に突入していました。
正直、何度も心が折れそうになりました。
「もうやめようかな」
「意味あるのかな」
「あの時挑戦しないほうが良かったかも」
そんなことを何度も考えました。
結局、目指していた医学部には学力が届きませんでした。
それでも、やりきった自分がいる。
それでも、不思議と後悔はありません。
「やれることはやった」
「自分の気持ちに正直に生きた」
そう思えるからです。
もし、あの時まわりに流されて進学していたら、
たぶん今もずっと、「もしあの時、挑戦していれば…」って後悔してたと思う。
うまくいかなくても、ちゃんと経験は残るし、
「本気で何かを目指した」という時間は、
何にも代えがたい価値があるって思います。
成功よりも、「納得できる選択」を。
伝えたいのは、「失敗するかもしれない道」でも、
自分が納得できる選択をした方が、人生は楽しいということ。
世の中には、「安定」とか「安心」とか、
正しそうな道がたくさんあるけれど、
正しいよりも、「自分にとって後悔のない道」を選ぶことの方が、
長い目で見たときに心がラクです。
たとえうまくいかなくても、挑戦したことはあなたの糧になります。
最後に:仕事も恋愛も、挑戦を。
これは仕事でも恋愛でも同じです。
「やりたいけど、失敗したらどうしよう」
「好きだけど、うまくいく保証がない」
そんな時こそ、自分の気持ちに正直に動いてみてほしい。
挑戦してダメだったら、またやり直せばいいんです。
でも、挑戦しなかった後悔は、ずっと残ります。
僕の人生は、浪人を決めたあの瞬間から少しずつ変わり始めました。
今はまた違う夢に向かって、挑戦を続けています。
人生を振り返ったときに残るのは、お金や地位ではなく、思い出だと僕は思います。
だからこそ、「後悔しない選択」をしていきましょう。
のこのこ